自己紹介
こんにちは。鳥取大学のクサカベと申します。
大学では古典文学について研究しています。
今まで全くプログラミングに触れた事がなく、知識もC言語というのを聞いた事があるな?程度。理系ではなく文系の道をずっと進んできました。
インターンシップに参加した理由
きっかけは、大学で行われた説明会でした。
元々AIやロボットに興味がありつつも、文系だし全く知らないし……と諦めていたのですが、そんな時「文系の人でも全くの初心者でも、プログラミングをどんどんしているよ!」と説明会の時に伺い、それなら文系というだけで諦めるのはもったいないのでは?と興味を抱きました。
それからインターンシップについて調べながらも、実際に鳥取のオフィスを訪れて詳しいお話を伺ったり、イサナドットネットさんについて調べたりしていくうちに、実際にインターンシップでプログラミングをしてみたい!とより強く思うようになり、参加させていただきました。
インターンシップでの課題内容
私が制作したのは、絵本を紹介してくれるアプリです。
個人的に、Pepperの魅力の一つは親しみやすさではないか、と思っています。
また、身振り手振りで話す事ができる点、人とコミュニケーションが取れる点もPepperらしい特徴ではないかと思い、その魅力や特徴を活かせるアプリが作れないかな、と考え、その実現を自分の課題としました。
そこで、元々本が好きだという事もあり、絵本を紹介してくれるアプリはどうだろう?と思いつき、そこからPepperらしい機能を使うためにはどんな内容が良いのだろうか、と考え作成しました。
このアプリの大まかな流れを下記に書くと
⒈ 人がPepperに近付くと「おすすめの絵本を紹介します」と話しかける
⒉ 「あなたが読むなら手、あなた以外の人が読むなら頭を触ってください」と話す
手に触れるとその人の年齢を識別
頭に触れると絵本を読む人の年齢を質問する
⒊ 「今の気分はどちらが近いですか?」という質問を行う
⒋ 2と3の結果から、絵本を数冊タブレットに表示しておすすめする
⒌ 「もっと紹介してもいいですか?」という質問に「はい」と答えると2へ、「いいえ」と答えると終了
2では子ども向きの絵本なのか大人向きの絵本なのか、3ではどんな雰囲気の絵本をおすすめするかを判断します。
また、4では絵本の下に「読む」というボタンがあり、それをタップすると2ページほど、Pepperが読み聞かせをしてくれます。
実習中は、予想以上に手間取って最初に考えていた機能をいくつか諦めざるを得なかったり、調べた知識を応用すれば解決するはずの事でも、視野が狭くてずっと悩んだりと反省点が多々ありました。
しかし、例えば4のところでは、PepperからBGMが流れつつ、身振り手振りをしながら読み聞かせをする機能が作れたので、全体的にはPepperらしい機能を活かしたアプリ、という目標を達成できたのではないかな、と思います。
インターンシップを終わっての感想
今回のインターンシップで私が強く感じた事は、コミュニケーションを取る事の大切さとプログラミングの楽しさでした。
正直に言うと、私が最初抱いていたプログラミングのイメージは、一人でずっと何かを作成する、というものでした。
しかし、インターンシップを始めてみると、そのイメージが違っている事に気が付きました。
メンターさんや同じインターン生の方達に質問してアドバイスをもらい、自分でも調べつつ試行錯誤し、また上手くいかなくなったら再び相談をして……と繰り返しした事。
必ず毎日ミーティングを行い、疑問があれば質問をして、皆で情報を共有していく事。
他にも実習期間中に誰かと関わる事は多く、プログラミングは他の人とコミュニケーションを取りながら作るものなのだ、と感じました。
特に年齢を識別する辺りは絶対に一人では実現できなかったものなので、誰かと助け合う事の大切さを本当に実感しました。
それと同時に、今まで上手く動かなかったPepperが、試行錯誤の末に思い描いていた通りに動いた!と、感動したのを今でもはっきりと思い出せます。プログラミングって楽しいんだ、と一番強く思ったのもこの瞬間でした。
私も同じように誰かの手助けができれば、と思っていたのですが、今回は本当に助けてもらってばかりだったので、今後はもっと学び、いつか私も同じように、誰かを助けながら一つの物を作っていける人になりたいな、とも思っています。
他にも、今回のインターンシップでは調べ方の模索や視点をかえて考える事の大切さ、全体の計画の立て方など、様々な事を学ばせていただき、自分の課題も見つかった5日間でした。
文系だからと諦めず、行動して本当に良かったな、と思っています。
最後に、お世話になったメンターさんを含め社員の方々、同じインターン生の皆さん、本当にありがとうございました!
メンターからのコメント
インターンシップお疲れ様でした。
コミュニケーションの大切さやプログラミングの楽しさといった、インターンシップを通して伝えたかった内容を感じ取っていただけたようです。エンジニアという仕事についてもいい意味で印象が変わったとのことで我々も嬉しく思います。この調子で、助け合って一つのものを作っていける人を目指していってください!
イサナドットネットでは積極的にインターンシップを受け入れ中です!
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