1. はじめに
こんにちは。東京理科大学の学部生のコンタです。 Pepperアプリ開発のインターンシップに参加させていただきました。
大学の研究室ではAndroid端末の開発をメインに情報処理の勉強をしています。
2. インターンシップに参加した理由
きっかけはPepperのアプリ開発を1人でできることです。
私は他の企業のインターンシップでPepperのアプリ開発を行ったことがあります。
そこではグループで開発していて、 わからないことなどをメンバーに相談をして楽しく開発することができますが、
自分がおもしろいと感じた機能を試すことができなかったり、 Pepperの台数が少ないがために細かく設定することができなかったりしました。
そのため、isana.netのインターンシップでは
自分で開発内容を決めることができ、 わからないことはメンターさんに聞くことができるので、 使いたい機能を使ってアプリを開発できるのではないかと感じ、 このインターンシップに応募しました。
また、isana.netはPepperなどのロボット以外にも IoTで必要とされる高いソフトウェア技術を持っている のではないかと感じ、
その技術をどのような人がどのように開発しているのかに興味を持ったので、 ぜひ参加してみたいと感じたからです。
3. インターンシップでの課題
私はPepperを使用した物販推奨システムを製作しました。
他の企業のPepperアプリ開発を行った時に、 Pepperの独特な機能として感じたのが、
『表情認識』・『タブレット』・『会話』でした。
そのため、この3つの機能を使用したシステムを考えました。
システムの内容は
① 頭を撫でてシステム開始 (頭のセンサーを使用)
② 人の顔を認識し、写真を撮る (顔認識し、カメラを使用して撮影)
③ ほしい顔周辺のアクセサリーを選択 (会話する)
④顔写真とアクセサリーを合成し、タブレットに表示 (カメラからの写真とhtmlとcssファイルを作成・使用して、タブレットに表示)
⑤タブレット画面を見た人の表情を認識し、幸福度を測定 (表情認識を使用し、その値から感情認識させる)
⑥測定した幸福度の値が高い場合Pepperがそのアクセサリーをオススメする。 幸福度の値が低かったり、他の感情が強い場合、同種のアクセサリーの異なる物をタブレットに再表示し、 また幸福度の測定を繰り返し、幸福度が高い物をオススメする。
このように機能を組み合わせてアプリを製作しました。
4. インターンシップを終えて
初めて使用する機能の設定が大変でしたが、 メンターさんに助けてもらいながらなんとか使用することができたのかなと思います。
また、htmlやcssでホームページを作成したことはあるものの、 Pepperと連動させて使用することが難しく、開発を行った4日間中の1日間以上そこでつまずいていたので、 最後に一通りの機能をつけたアプリを仕上げることができてとても嬉しかったです。
インターンシップ期間の前に決めたスケジュール通りに進まず、 スケジュールを組み直すなかで、
スケジューリングがいかに大切か実感しました。
インターンシップ期間中はメンターさんたちとはもちろん、社員の皆さんとも昼食を一緒に頂いたり、 インターンシップの内容とは関係無いこともお話したり、とても楽しく過ごすことができました。
5日間という短い期間でしたが、
たくさんの『初めて』を体験でき、新しい技術に触れることができ、 本当に充実していた5日間になったと思います。 メンターさんをはじめとして、isana.netの皆様、本当にありがとうごさいました。
5. 最後に
インターンシップのコンタさんの体験記をブログとして掲載させて頂きました。
コンタさんは、以前にPepperのアプリ開発経験があったのですが これまで使用したことのない機能実装に果敢にチャレンジしていました!
チャレンジする分、壁にぶち当たることが何度もあった中、 能動的にリスケジューリングを行いながら 時間内に見事アプリを完成させました!
アプリ開発の楽しみも実感してもらえたようなので、 この経験を学校生活や将来の仕事にも活かしていただければと思います。
isana.netでは積極的にインターンシップを受け入れ中です。
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