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Spika for Business × カスタマイズ – 翻訳機能追加編


初めまして、こんにちは。

新人エンジニアのSobachaが、イサナドットネットのチャットソリューション、”Spika for Business(以下,Spika)”をご紹介いたします!

Spikaをカスタマイズする

今回は、Spikaの特徴とも言えるカスタマイズについてお話しします。 Spikaは、自由なカスタマイズができるリアルタイムチャットソリューションです。 その特徴は、ソースコード提供することでUI変更・機能追加・他アプリケーションへの組み込みが可能という自由なカスタマイズ性であります。 本日ご紹介する事例はカスタマイズの一例として、チャットの翻訳機能を本体に追加したケースです。

custom用

機能の図説としては、以下のような感じです。

今回翻訳のために利用している「Microsoft Translator Text API」は、Microsoft社が提供している「テキストを翻訳する」サービスです。

既存の機械的な翻訳と異なり、文脈を理解して翻訳することに優れているので、今回のようなチャットでの意味伝達に非常に向いてます。

翻訳機能を実現するために,Spikaから発信するメッセージをMicrosoft Translator Text API(以下Translator API)から送・受信するクラス(Translator.js)を追加しました。 「バックエンドでのメッセージ受信」と「クライアントへの送信」の間に、そのクラスを利用した翻訳処理を行います。 ユーザが送信したメッセージは,バックエンドでメッセージを受信して翻訳用のクラスからTranslator APIに投稿されます。Translator APIからの翻訳結果が返ってくるので、元のメッセージと一緒にクライアントに投稿する仕組みです。

チャットの翻訳機能について、すでに多くのソリューションがBOTなどの機能を公開しておりますが、今回はバックエンドに翻訳サービスと直接送受信するクラスを実装することで実現できました。このような自由なカスタマイズができる点が、Spikaの強みです。

まとめ

いかがでしょうか。

その他にもクライアント側を編集し好みのUIを組み立てたり、他のシステムに組み込むなどが可能です。 Spikaは、上記のように単独のソリューションとしてだけでなく、AIやBOTと繋がり、カスタマイズによって様々な可能性を広げることができるプラットフォームです。

前回は、同じくMicrosoft Translator Text APIを使った翻訳BOTにつなげた事例「Spika for Business×Microsoft Translator Text APIで翻訳Botを作ってみた」を紹介しました。BOTサービスの事例にご興味があれば、ぜひ一読お願いします。 今後も色々な事例を紹介していきますので、よろしくお願い致します!


 

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