top of page
isana.net

厚労省のデータヘルス改革とHL7 FHIR

更新日:10月22日


厚生労働省はデータヘルス改革推進本部を2017年に設置し、健康・医療・介護分野のデータの有機的連結や、 ICT等の技術革新の利活用の推進を目指す 「データヘルス改革」を進めています。同省はICTインフラを本格稼働させるべく工程表を発表しており、イサナドットネットは国内における医療・介護分野のICTインフラ標準化の動向を把握し戦略を立てる参考として、これらの工程表に注目しています。

以下に、2022年3月に更新、公開された工程表の一部をご紹介します。厚生労働省の目標としているデータヘルス改革の内容のご理解へお役立てください。

後半では、電子カルテ情報等の標準化についての工程表の記載もご紹介します。



データヘルス改革工程





(参照元:厚生労働省「データヘルス改革の進捗状況について」2022年3月29日https://www.kantei.go.jp/jp/singi/kenkouiryou/data_rikatsuyou/dai5/siryou2.pdf



電子カルテ情報のデータ交換方式等の標準化とHL7 FHIR


この工程表資料では、電子カルテ情報及び交換方式の標準化に関して進め方や規格のイメージを示し、HL7 FHIRの検討について言及しています。

(参照元:厚生労働省「データヘルス改革の進捗状況について」2022年3月29日https://www.kantei.go.jp/jp/singi/kenkouiryou/data_rikatsuyou/dai5/siryou2.pdf




厚生労働省は医療情報ネットワークの基盤についての工程表も公開しており、電子カルテ情報等の標準化を本格的に進める目標スケジュールを示しています。工程表には、電子カルテ情報の交換を行うための規格についてHL7 FHIR導入を示唆する記述があります。

(参照元:厚生労働省「医療情報ネットワークの基盤に関するワーキンググループにおける議論について」2022年5月17日 https://www.mhlw.go.jp/content/12600000/000939362.pdf





イサナドットネットでは、HL7 FHIRを用いた新規システム開発、既存システムからのマイグレーション、既存システムとの相互運用の実現のお手伝いをしています。

ご興味がある方は、こちらからお問い合わせください。https://www.isana.net/whatwedo

bottom of page